平
平山ちひろさん (9jy0qbr7)2025/6/7 19:48 (No.1455346)削除本日行われました、2025年度春季関東大学バレーボールリーグ戦女子4部順位決定戦の結果について報告します。
結果は以下の通りです。
対東京農工大学
1セット目:25-22
2セット目:25-23
以上のように、セットカウント2-0で茨城大学が勝利しました。
第1セットは、
レフト 前:神代 後:川﨑
センター 前:室本 後:前村
ライト 前:神澤 後:小林
リベロ 柘植
というスターティングメンバーとなりました。
春季リーグを締めくくる今日の一戦。全力で楽しみながら有終の美を飾るべく、チーム一丸となって試合に臨みます。出だしから、どんなプレーも器用にこなす神澤のインナーショットが決まりました。それに続き、我らがエース神代が、守備の間を狙ったスパイクを打ち込みます。しかし、前に落とされるフェイントに反応できず、3連続失点となりました。ここで流れを切ったのは、3年生前村。ラリーのなかで相手の穴を見抜きライン上にロールショットを決め、4-5。また、巧みな攻撃を得意とする小林が、コート奥を狙った伸びるサーブでサービスエースとなります。3年生の勢いは止まらず、いつも前向きな声がけと強気なプレーでチームを鼓舞する川﨑が、冷静にフェイントを落としました。負けじと4年生室本がトスを呼びます。小林との息のあったコンビが決まり、4連続得点となりました。ここからチームの士気はさらに高まり、裏エース川﨑がブロックでアタッカーを封じ込み、17-11と点差を広げました。その後、相手の攻撃に苦しめられ、徐々に点差を縮められます。ここで現れた英雄前村。ネットを越えるか越えないか、ギリギリを攻めたフェイントを決め、悪い流れを断ち切りました。20点台に突入し、一気に取り切りたい場面で、サーブ練習に尽力している髙橋がピンチサーバーとして投入されます。狙ったコースに的確にサーブを放ち、守備を崩したものの得点につながらず、21-20と点差を縮められました。マッチポイントへと持ち込んだのはやはりキャプテン神代。気迫のこもったスパイクでレシーバーを弾き飛ばしました。チーム全員の勝利を目指す強い気持ちと繋ぎのプレーが実を結び、25-22で第1セットを勝ち取りました。
第2セットは、
レフト 前:神代 後:川﨑
センター 前:平山 後:前村
ライト 前:神澤 後:小林
リベロ 柘植
というスターティングメンバーとなりました。
1セット目を競り勝ち、秋季リーグに繋げるため2セット目を良い雰囲気で勝ち切りたい茨城大学。1セット目を経て対策された固い守備に、なかなか自分たちの攻撃が通用せず、序盤から長いラリーが続きます。自分たちとは異なる速さの攻撃に苦戦を強いられ、5連続得点を許しました。一度は流れを切ったものの、コースを狙った多彩な攻撃に対応できず、4-11と点差を離されます。ここで悪い流れを切ったのは、鋭い観察力と狙ったコースに正確に決める冷静さをもつ小林。誰も拾うことができないインナーコースにスパイクを決め、相手を圧倒させました。一度は大きく点差を離され、誰もが3セット目を覚悟しましたが、ここから茨城大学の快進撃がはじまります。まずは、素直さと愛されキャラでチームに笑顔をもたらす前村のロングサーブ。手元で揺れながら落ちるサーブで相手のミスを誘い、点差を縮めました。続いて、川﨑にサーブが回ってきます。伸びるサーブで攻撃のチャンスを作り、同じく3年、落ち着いたプレーが持ち味の神澤がすかさず空いたコースにフェイントを決め、13-13。相手にタイムアウトを取らせます。タイムが明けたあとも快進撃は止まりません。先程までの川﨑とは打って変わり、手元で落ちるサーブで相手に揺さぶりをかけます。急な変化に相手は対応できず、3連続サービスエースで17-13と逆転に成功し、チームに笑顔の花を咲かせました。さらに勢いづけるべく、諦めず努力し続ける姿で仲間を鼓舞する小寺を投入。力強いサーブとガッツあるレシーブでチームに貢献しました。続いて、新1年生根元が大会初出場を果たします。高い打点から繰り出されるサーブで相手を崩し、最高潮の盛り上がりをみせました。ここで、守備を固めるべく、安定したサーブとレシーブが武器の金沢がコートに入ります。本日サーブカットミス無し、どんなボールでも食らいつき必ず上にあげるリベロ柘植、そして金沢の活躍によりボールが落ちることはありません。最後のとどめは、15人分の想いを背負った川﨑。相手が耐えきれないほどのスパイクを打ち込み、第2セットを25-23で大逆転勝利となりました。
昨年の秋季リーグで降格をし、今季リーグは4部での試合となりました。以前に比べて短期間の戦いのなかで、試合を通して課題を見つけ、成長できたリーグであったと感じます。決して身長の高くないチームだからこそ、繋ぎのプレースタイルを自分たちの強みにするべく、練習試合を重ねてきました。
序盤の試合では、粘り強い繋ぎのプレーが見られたものの、思うように得点に結びつけられませんでした。それを踏まえ、一人ひとりの攻撃力を高めることが課題であると実感しました。平日はなかなか人が集まらないなかでも、個々が目標や課題意識を持って練習に励みました。特に、茨大らしい速い攻撃を定着させるべく、スパイク練習に時間を割いて攻撃力向上に取り組み、後半戦に挑みました。しかし、迎えた後半の試合では、相手のペースに飲まれてしまい自分たちのプレーを発揮できず、悔しい結果となりました。
秋季リーグでは全勝、3部昇格を目指し、全員バレーで今後の練習にも励んで参ります。引き続き、応援のほどよろしくお願い致します。
最後に今回のリーグ戦の結果についてご報告させていただきます。2025年度春季関東大学バレーボール4部、3勝3敗で全体7位となり、4部残留という結果になりました。
会場に足を運んでいただいた方々、そしてライブ配信をご覧いただいたOBOGの皆様、長らく応援いただきありがとうございました。