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田中悠太さん (8vt8m95x)2024/5/5 22:42 (No.1155628)削除本日行われました、2024年春季関東大学バレーボールリーグ戦男子4部Bの結果について報告します。
結果は以下の通りです。
対明星大学戦
1セット目25-21
2セット目25-21
以上のようにセットカウント2-0で茨城大学が勝利しました。
第1セットは、
レフト 前:岩﨑 後:工藤
センター 前:太田 後:吉田
ライト 前:会沢 後:須賀野
というスターティングメンバーとなりました。
春リーグ初日に第1戦、第2戦を落とした茨城大学。今日こそは勝利を掴むためチーム一丸となって全力で挑みます。相手サーブから試合が始まります。須賀野の完璧なAキャッチから太田がスパイクを打ちますが拾われ、相手の攻撃をセッター会沢がレシーブし、工藤がドリブルを取られて先制点は相手に入ります。その後、相手エースにスパイクを決められブレイクを許してしまいます。しかし、相手サーブミスから会沢の落ちるサーブでサービスエースを取り、2-2の同点とします。相手センターのターン打ちやフェイントなどの小技で3連続得点、相手ミスで1点取り返しますが、ローテミスやスパイクミスでまたしても3連続得点を許してしまいます。茨城大学に不穏な空気が流れ始めたところで1回目のタイムアウトを取ります。現在の得点は3-8。吉田のAクイックやブロックを皮切りに茨城大学も息を吹き返します。また、工藤のジャンプサーブから岩﨑がネット上のボールを魅惑の手捌きで空いたスペースに押し込みます。しかし、相手エースの高い打点から繰り出されるスパイクは茨城大学のブロックの上をかすめ、次々と得点を取っていきます。現在の得点は9-15。ここでブロックから流れを作るべく、センターを太田から室賀へと代えます。会沢が強気のセッティングを見せ室賀のAクイックを使い決まったかのように見えましたが、ここは惜しくもネットタッチ。しかし、岩﨑のスパイクで相手リベロをふっ飛ばし、意地を見せます。次に室賀がAクイックを押し込み、先程のミスを取り返します。またリベロ田中を中心に茨城大学は粘りを見せ、切り返しから須賀野がライトスパイクを決めます。ここで室賀のブロックが飛び出し、流れを引き寄せます。相手エースをブロックで執拗にマークすることでワンタッチをとり、工藤がスパイクをコートに突き刺すという最高の形でリズムを作っていきます。また、工藤の相手ブロックを破壊するパワフルなスパイクでチームを引っ張っていきます。流れに乗った茨城大学は須賀野のサーブから吉田のブロックとスパイク、工藤のダイレクトなどで面白いように得点を重ね驚異の7連続得点を取ります。この流れのまま相手のスパイクミスでマッチポイントとなり、25-21で第1セットを取りました。
第2セットは、
レフト 前:工藤 後:岩﨑
センター 前:吉田 後:室賀
ライト 前:須賀野 後:会沢
リベロ 田中
というスターティングメンバーとなりました。
第1セットを取った勢いに乗り、セットカウント2-0でのストレート勝利を狙う茨城大学。今大会初のスタメン出場、センター室賀のサーブから試合が始まります。サーブは相手コートの隙間に向かいますが、惜しくもAカットで上げられてしまいます。そのままレフトからスパイクを決められ先制点を許しますが、勝ちを貪欲に欲する茨城大学は、第1セットの反省を活かし、時間差で攻めていきます。吉田のクイックで引きつけ、ノーブロックで須賀野がセンターセミをねじ込むと、コート内もコート外も大盛り上がり。続く須賀野のサーブで相手を崩し、吉田がその長身を武器にダイレクトを叩きつけ、得点を呼び込みます。続くサーブで須賀野がなんとサービスエース。空気を切り裂き進むサーブが相手のレシーブを弾くと、一瞬の静寂の後、大きな歓声が鳴り響きます。その後も、期待の新セッター会沢が、クイックや時間差を織り交ぜて攻撃を組み立て、得点を重ねます。そして回ってきた会沢のサーブ。なんとなんと相手リベロからサービスエースを獲得します。新星の勢いが止まりません。すると2年生になり、先輩となったリベロ田中も、後輩に負けじと守備で魅せます。強いサーブや鋭いスパイクを悉くAカットで上げ、相手の連続得点を絶対に阻止します。苦しくなった明星は、9-6の茨大3点リードでタイムアウトを取りますが、茨大の勢いは止まることを知りません。相手を近づけることなく、茨大優勢で試合は後半戦に移ります。サーブ権を獲得すると登場したのは4年豊田。同じく4年吉田に代わり、これまでの練習の成果を発揮せんと自信満々でコートに入ります。攻めたサーブを狙い通りに打ち込み、ボールはノータッチで相手コートに落ちますが、直前に記録用紙を確認していた副審の笛が鳴り、得点はノーカウント。幻の1本となります。この1本で気持ちがはやり、力んでしまった豊田は、練習の成果を発揮することなく、正真正銘の1本目をサイドラインを割ってアウトにします。コート内のメンバーは気持ちを切り替え、豊田もベンチに戻って懸命に声でチームを鼓舞します。応援を受けた選手たちはより一層気を引き締め、試合を再開します。後半も前半同様、練習を重ねたコンビ攻撃で攻め続けます。室賀の鋭角Aクイックや吉田の熟練したBクイックも使いつつ、それを囮に工藤や岩﨑、須賀野の時間差で相手ブロックを惑わすことで得点を積み重ねていきます。後半になりギアを上げてきた明星もエースの攻撃で連続得点し、ついに20-19と追いつかれそうになりますが、茨大は冷静にコンビを組み立てます。コートの横幅目一杯を使って攻撃を続け、吉田が相手エースのスパイクをブロックで防ぎ切ったところで、24-21と勝利まであと1点に迫ります。最後のラリーはこの試合で鉄壁を見せつけた吉田のサーブから始まります。相手がコンビを組み立て、茨大は懸命にブロックで追いかけますが、その間を抜かれてボールが落ちるまであと数センチに迫ります。しかし、大きい体躯に長い手足の吉田は、サーブ後でもレシーブの意識を切らず、片手でボールを拾い切ります。勢いを殺しきれず相手に返りますが、完全に意表をついたボールはそのまま静かにコートに落ちます。まさにレシーブで点を取った茨城大学。25-21で明星大学に勝利しました。
対一橋大学大学戦
1セット目 25-21
2セット目 25-20
以上のようにセットカウント2-0で茨城大学が勝利しました。
第1セットは
レフト 前 : 工藤 後 : 岩﨑
センター 前 : 吉田 後 : 太田
ライト 前 : 須賀野 後 : 会沢
リベロ 佐藤
というスターティングメンバーになりました。
春季リーグ第3戦目で白星をあげた茨城大学。そのままの勢いで第4戦目もストレート勝利を狙います。序盤、吉田持ち前の高さからのフェイントが決まり1点を取りますが、なかなか自分たちのリズムを作ることが出来ず1-4。しかし、相手の攻撃を通さない吉田のブロックでワンタッチを取り、そのまま工藤の早いレフト攻撃が相手のコートに突き刺さります。対学習院戦でいいサーブを見せた工藤。ここでもサーブがはしる!はしる!はしるー!!!まるでスパイクのようなサーブが相手コートへ入り、サービスエースを取ります。そこから勢いにのる茨城大学。Aパスがセッターにかえるとトスはレフトへ。吉田が囮になりブロックが一枚になったところを岩﨑がアタックラインへスパイクをかちこみます。相手に少しずつ得点をあげられますが、ここで第3戦目から絶好調の室賀が投入されます。一本目チャンスボールで帰ってきた球を会沢がとるとセッターが須賀野に変わり、室賀との3年工学部組の阿吽の呼吸が本領発揮。難しい体勢からのAクイックが決まります。室賀のサーブが相手レシーブを乱しチャンスボールがかえってくると今度は攻撃で活躍する須賀野。相手の意表を突くフェイントが敵コートに落ちます。15-10で一気に差をつけますが、相手も負けじとスパイクで得点を重ねてきます。しかし、四年生コンビ工藤、吉田の後輩へ威厳をみせるスパイクでその流れを切り、20-17。相手の連続得点で2点差にまで縮まりますが、須賀野と会沢のセッターコンビも息が合い、相手に流れを渡さず25-21で茨城大学が1セット目を取ります。
第2セットは、
レフト 前 : 工藤 後 : 岩﨑
センター 前 :吉田 後 : 室賀
ライト 前 : 須賀野 後 : 会沢
リベロ 佐藤
というスターティングメンバーとなりました。
ここまでセットを落とすことなく勝ってきた茨城大学。今日の試合をしっかり締めくくるために全員で集中し2セット目に臨みます。今日絶好調の須賀野がフェイントで相手を崩し、試合が始まります。セッター会沢とセンター吉田のコンビが炸裂し、テンポ良く点数を重ねていきます。キャプテンとしてチームを引っ張る吉田はサーブでも魅せ、縦に落ちるサーブをコート奥に打ち、誰にも触れられることなくサービスエースを決めます。攻撃の手を止めない茨城大学に怯んだ一橋大学はたまらずタイムアウトを取ります。現在の得点は7-2です。調子よく点数を重ねてきた茨城大学ですが、会沢のサーブがネットにかかるミスや、チャンスボールを返せないミスが見られ、点数を詰められていきます。ここでレフト工藤がコートの隅を狙ったスパイクで悪い流れを切ります。体重が激減したリベロ佐藤のレシーブは以前よりも安定感が増し、素早い動きができるようになり、茨城大学の守備がより強固なものになっていきます。遠い遠い一橋大学に来るために、朝早起きし、3セットをこなしてきた茨城大学ですが、中盤に入っても集中力が切れることなく、力の差を見せてつけていきます。須賀野のサーブはブレイクで7本連続で打ちますが、全部相手の嫌なところをつき、簡単に点を許しません。相手はたまらず2回目のタイムアウトを取ります。現在の得点は16-11です。本日好調のセンター吉田は、相手のブロックを構わずにクイック、センターセミをガンガン決め、チームを引っ張っていきます。ここでリリーフサーバーとして4年豊田がコートに入ります。明星大学戦でサーブをミスをしましたが、ビビらずに攻めるサーブをかまします。相手を崩しましたが2段トスを決められてしまい、サーブ1本で終わってしまいます。次の活躍に期待です。後半に入っても攻撃の手を止めずに、攻め続けます。センター室賀のブロックは相手エースのスパイクをもろともせずに相手コートに叩き込みます。点差が開き、ここで茨城大学の秘密兵器、2年増田が室賀と代わりセンターで入ります。デビュー戦となるこの試合ではなんとしてでもリーグ初得点を見せて欲しいものです。勝負に強い男増田は、後輩からのトスをかちこもうと力みすぎて腕に当たるクイックを打ちますが、ラッキーなことに相手が落としリーグ初得点をします。ここで会場の盛り上がりが今日1番になります。勝負強いだけでなく、盛り上げることもできるなんと最高な男なのでしょうか。チームに勢いがつき、最後は相手のミスにより、結果25-20で第2セットを取り、勝利を収めます。
春リーグ2日目にして白星をあげることができ、5部降格は避けることができました。自分たちのバレーが展開できるばめんも見られ、チームとして少しずつまとまりが出てきたと思います。残りの練習により一層気合を入れて取り組んでいきます。応援よろしくお願いします。
次回の試合は5月19日(日)です。会場は一橋大学小平国際キャンパス、有観客での開催となります。
14:30〜 対 埼玉大学
になります。応援の程、宜しくお願いします。